
7:00
営業所に集合・現場へ出発
装備をチェックし、
万全の準備を整えます。
各自、朝食をとって営業所へ集合します。社員寮を利用している場合は、警備員さん同士で朝食を取ることも。全員揃ったら、無線機や警笛などの基本装備を確認します。その後、交通規制に使用する標識や看板、カラーコーンなどを車に積み込み、警備現場へ出発です。

朝起きたら内勤へ報告。徹底した時間管理。
遅刻や急な欠席は、当日の警備の質にも大きく影響が出るため、警備員さんは起床したタイミングで内勤へ電話、もしくはLINEなどで連絡するルールになっています。それぞれの責任感が一つになって、安全な警備ができることを忘れてはいけません。


8:00
朝礼
自分の持ち場だけでなく
全体を把握しておきます。
現場に到着したら、朝礼を通して改めて警備内容のすり合わせです。規制図を確認し、各警備員さんの配置や稼働する作業車の数を把握します。歩行者や通行車両の安全を確保するためにも自分の持ち場だけでなく、全体の動きを理解しておくことが重要です。

ルールを守る歩行者や車両ばかりじゃない。
どこの現場であっても、事故のリスクがあるのが警備員さんの仕事です。残念ながら、警備員さんの誘導を無視する車両も珍しくありません。自分の命は自分で守るという意識を持って警備に臨む意識を持っておきましょう。


9:00
警備開始
正しい警備動作に加えて、
気持ちのいい挨拶を。
歩行者や通行車両に対して、自分から気持ちよく挨拶をすることが大切です。誘導に対して気持ちよく応えてもらうためにも、サービス業として品質の高い警備を心がけましょう。安全を守る上で重要なのが「予測」です。正しい警備動作をしていても、歩行者や車両の動きに合わせて臨機応変に対応できなければ、事故につながります。

近隣住民の方の「協力」があって、安全は守られる。
大前提として規制を張っている以上、道路を利用する方にとって不便になっていることを頭に入れて置かなければいけません。警備員さんができるのは、あくまで「お願い」であり「命令」ではありません。協力していただくためにも気持ちいい姿勢が求められます。


12:00
お昼休憩
午後からの警備に向けて
体力をしっかりと回復させます。
昼食は車の中で取ることがほとんどです。午後に向けて、仮眠をする警備員さんもいます。片側交互通行など、常に警備が必要なポジションは交代で休憩します。サービスエリアやイベント警備の場合は、みんなで揃って飲食店で食事を取ることもあります。


13:00
警備再開
体調管理や交通量の変化に
気をつけながら警備をします。
暑い夏の日や凍えるように寒い日は、警備中に疲労が出てくることもあります。水分補給や体温調節に注意しましょう。また、淡路島は土日や夏休みになると交通量も多く、事故が起こる危険性がより高まります。他の警備員さんと無線でしっかりと連絡を取り合い、お互いの状況を確認し合うことが大切です。

近隣住民の方との信頼関係も大切なミッション。
工期の長い現場の場合、ご近所の方と顔見知りになることも。夏場にはドリンク、冬場にはカイロなどの差し入れをいただくこともあります。近隣住民の方との小さなふれあいも大切にしながら、警備員さんに対する信頼を積み重ねています。


17:00
警備終了・終礼
危ない場面やミスは
終礼でシェアをして再発防止へ。
一日を通して、警備員さん同士で連携ミスがあった場面や警備をする上で危険な場所があれば、終礼で共有。今後に向けた改善策を話し合います。翌日、同じ現場で警備をする場合は、規制内容に合わせて標識や看板の位置を調整し、準備しておきます。営業所に戻り、日報を提出。無線機や社用車の鍵などの備品を内勤さんに返して、業務終了です。

自分たちを認識してくれた瞬間が嬉しい。
やりがいを感じるのは、こちらの警備に対して歩行者や通行車両の反応がある時。片側交互通行の警備中、一時停止してくれた運転手に一礼をした際、ニコッとした顔で会釈を返してくれると、ちゃんとコミュニケーションが取れていることに喜びを感じます。

警備の一日の流れについて、さらに詳しく見たい方はこちら。